敏感なHSPには、外交的な面を持つHSS型HSPという型があります。
繊細で傷つきやすいのに、刺激を求めてしまう。この性格の扱い方が分からないと悩む人も少なくありません。
HSS型HSPが原因で仕事が続かない
HSS型HSPの強みを活かして仕事したい
向いてる仕事が知りたい
こう感じている人もいるでしょう。
そこで今回は、HSS型HSPの強みや性格、おすすめの職種をまとめて紹介します。
HSS型HSPの人はぜひ参考にしてみてくださいね。
適職を知りたいHSS型HSPのあなたへ
「自分に向いている仕事がしたい」と感じている人は、まず自分の性格や強みを知ることが大切です。
自分がどんな気質を持っているのか、どんな職業で活躍ができるのか、きちんと知ってから仕事を選びましょう。
そこで本記事では、あなたに向いた仕事やビジネスが分かる診断を用意しました。
HSS型HSPとは
HSS型HSPとは、敏感なのに刺激を求める人を指します。HSPの約3割がHSS型HSPです。
人との関わりを避けるHSPとは異なり、外交的で人との交流や新しいことへ挑戦する気質を持っています。
しかし敏感がゆえに、いつも傷ついてしまいます。これがHSS型HSPの特徴です。
HSS型HSPの特徴や性格
それではHSS型HSPが持つ特徴や性格を解説していきます。
繊細なのに刺激を求める
HSS型HSPは、繊細なのに刺激を求める「かくれ繊細さん」です。
HSPのような繊細さを持ちながら、好奇心旺盛で外向的な一面を持っています。人と関わることも好きで、さまざま場所に顔を出します。
しかし、人のちょっとした言動や行動に傷ついてしまうことも。他のHSPよりも行動的ですが、敏感さは変わりません。
熱しやすく冷めやすい
好奇心旺盛なHSS型HSPですが、熱しやすく冷めやすい性格を持っています。
新しいことにチャレンジしますが、すぐに飽きてしまい、他のことに目移りするのです。
また飽きるだけでなく、刺激を受けて疲れやすい面もあり、物事が長続きしません。
HSS型HSPはなぜ仕事が続かないのか?
HSS型HSPの人は「仕事が続かない」と悩みがちです。
なぜHSS型HSPはなぜ仕事が続かないのか?
それはひとりの時間が作れていないからです。
HSS型HSPは、社交的な面があり人と関わる仕事でも活躍できます。
しかし、ずっと人といると気疲れし、精神的に消耗します。ずっとコミュニケーションを取る職場には向いていないのです。
だからこそ、ひとりでできる仕事でありながら、人と関われる仕事を選ぶことをおすすめします。
例えば、ホテルのフロント業務は、ひとりで業務しお客様が来たら対応しますよね。このように、ひとりで仕事をしつつ適度なコミュニケーションが取れる仕事を選ぶと、才能が開花するかもしれません。
HSS型HSPの仕事探しのコツ
HSS型HSPの仕事探しのコツを紹介します。
強みと弱みのバランスを考えて仕事探しする
HSS型HSPは、強みと弱みをバランスを考えて仕事選びしましょう。
この2つの性質を理解し、刺激が強すぎず弱くもない仕事を探すのがコツです。
人によってバランスは異なりますので、まずは自分がどのくらいの刺激を求めているのか考えてみてくださいね。
環境の変化がある職種を選ぶ
HSS型HSPは、刺激を求めています。そのため、ひとりで業務できる環境の変化がある職種を選びましょう。
例えば、出張がある仕事や訪問先が変わる仕事、イベントを企画する仕事など、刺激のあるものを選ぶと、飽きっぽい性格でも続けられます。
過去の経験を振り返る
過去の経験を生かすことも大切です。
刺激を求めすぎて精神的に疲れたこと、コミュニケーションが少なく退屈だったこと、など自分の経験から学べます。
私はHSS型HSP寄りのHSPですが、人との関わりに疲れてしまったため、在宅勤務を選びました。
まずは自分の経験を紙に書き出し、どんな特性があるのか考えてみてください。
HSS型HSPに向いている仕事
それではHSS型HSPに向いている仕事を紹介します。
営業職
HSS型HSPは営業職に向いています。
営業職が向いている理由としては、
- ひとりで進められる
- 環境が変わる
- 刺激がある
営業職と聞くと強いストレスがかかるイメージがありますが、実はHSS型HSPの特性を活かせる職種なんです。
ただし新規開拓や飛び込み営業は強い負荷がかかるため、あまりおすすめしません。
ツアーコンダクター
ツアーコンダクターとは、旅行の事前準備や手続きや現地案内をする職種です。
共感力の高いHSS型HSPなら、小さなことに気付き、お客様が快適に過ごせるようにサポートできるでしょう。また業務はひとりで行うため、人間関係の煩わしさもありません。
さまざまな場所へ行ってみたい人は、ツアーコンダクターに挑戦してみてはいかがでしょうか。
スポーツインストラクター
スポーツジムやフィットネスクラブで指導するスポーツインストラクター。
ひとりで業務をしつつ、さまざまなお客様と関わるためHSS型HSPに向いています。また体の変化にも気付きやすく、人から頼られる存在になれるでしょう。
スポーツが好きな人は、スポーツインストラクターを目指してみてはいかがでしょうか。
企画開発職
企画開発職とは、商品企画や開発、販売促進などをする仕事です。チームで働く職種ではありますが、新しいものを企画するという点では、HSS型HSPに向いています。
私も前職は大手コンビニの商品開発職として働いていました。担当のジャンルが割り当てられ、基本的にひとりで仕事をしていました。
毎週新しい商品を生み出すことは想像以上に大変でしたが、ひとりで進められるため楽しかった覚えがあります。
企画開発職にも、さまざまなジャンルがありますので、自分に合ったものを選んでみてくださいね。
アルバイト
熱しやすく冷めやすい人は、アルバイトの掛け持ちがいいかもしれません。
社会的信用に不安を覚える人もいますが、働き方改革によりアルバイトや派遣社員、契約社員など、自分らしい生き方をする人は増えています。
アルバイトなら責任も軽く、仕事内容も難しくありません。掛け持ちをすれば、日常に刺激が生まれ、充実感を得られるでしょう。
そこから、派遣社員や正社員にステップアップしていくのもありです。アルバイトなら退職もしやすいため、始めの一歩におすすめです。
フードデリバリー配達員
フードデリバリー配達員は、自転車やバイクなどを活用して食事を届ける仕事です。勤務日や時間は自由に決められるため、飽きっぽいHSS型HSPにおすすめです。
私もフードデリバリー配達員をしていた時期があります。「今日暇だな」と感じたら、すぐに勤務開始でき、効率良く働けば時給2,000円を超えることも。
街中を走り回り、刺激ももらえるので、興味のある人はぜひ挑戦してみてください。
プログラマー
プログラマーとは、プログラミング言語を用い、ソフトウェアやアプリの開発を行う職種です。
新しいサービスやアプリの開発は、刺激に溢れています。また業務は基本的にひとりで行うため、対人関係のストレスで悩むことも減るでしょう。
最近はオンラインスクールでスキルを学べますので、興味のある人はぜひ検討してみてください。
Webライター
Webライターとは、Web上にある記事を執筆する仕事です。この記事もWebライターである私が書いています。
企業に属して働く人だけでなく、私のようにフリーランスとして自由な働き方をする人もいます。
フリーランスなら働く場所や時間は自由なので、カフェやコーワキングスペース、旅先でも働けます。
Webライターは文章を書くのが仕事なので、誰にでもチャンスがあります。まずはクラウドソーシングを利用して、初心者向けの案件から始めてみてはいかがでしょうか。
動画編集者
動画編集者とは、YouTubeの動画や広告動画などを編集する職種です。
動画が当たり前の時代になり、YouTubeの需要も高まってきました。YouTube動画なら、毎日違う素材を編集するため、飽きることなく続けられます。
また基本的に在宅で仕事が完結できるため、人間関係で悩むこともありません。
Webデザイナー
Webデザイナーとは、Webサイトのデザインやコーディング、ロゴの作成を行う職種です。
共感力の高いHSS型HSPなら、クライアントの意図を読み取り、より良い作品を作れます。毎回作るものが違うので、刺激を求める人にもおすすめです。
僕のオススメ
僕がオススメする職種は起業家です。1人経営者ですね。
コンサルタント、カウンセラー、コーチ、セラピスト、占い師など。
インターネットを活用して集客ができ稼げる業種になります。
僕自身も、カウンセラーで起業、コンサルタント、経営者というステップで今に至ります。
HSS型HSPの人が仕事を続けるコツ
仕事が続かないHSS型HSPの人も多いです。
そこでHSS型HSPの人が仕事を続けるコツを紹介します。
周りに伝える
HSS型HSPだということを周りに伝えておくことも大切です。
最近は「HSP」「繊細さん」という言葉も浸透してきてました。
kufuraが20~40代の女性378人を対象にした「HSPの認知度」に関する調査によると、HSPを知っている人の割合は62.7%。さらに「自分はHSPに当てはまると思う」と回答した人は37.6%という結果に。
そのため、周りにHSPを公言しておけば、周りも配慮してくれる可能性があります。
適度に休む
HSS型HSPは、他のHSPよりも疲れやすいです。
そのため適度に休んで、自分を労わりましょう。
ひとりでリラックスする時間を作れば、仕事の活力になります。
自分を認める
HSS型HSPの人は自分を責めてしまいがちです。
やっぱり上手くいかない
自分はダメなんだ
こう思ってしまうと、さらに失敗を繰り返し、悪循環に陥ってしまいます。
だからこそ自分を認める努力をしてみましょう。失敗したとしても「これが自分なんだ」と思えば、気持ちも楽になります。
適職を知りたいHSS型HSPのあなたへ
「自分に向いている仕事がしたい」と感じている人は、自分の特性を知ることが大切です。
自分がどんな気質を持っているのか、どんな職業で活躍ができるのか、きちんと知ってから仕事を選びましょう。
今回はHSS型HSPの強みや性格、おすすめの職種を紹介してきました。
HSPで外向的という特殊な性格を持つHSS型HSP。そのため、自己分析し慎重に仕事を選ぶ必要があります。
ぜひ本記事を参考に、自分に合った仕事を見つけてみてくださいね。
今回は「10個」の質問に答えるだけでHSS型HSPの適職がわかる
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