1.そもそもオンラインコースとは
近年、コロナ禍によりオンライン〇〇と耳にする機会が増えた中、オンラインコースという単語を聞いたことがある方も大多数いらっしゃるのではないかと思います。
オンラインコースというのはインターネット上のスクールやセミナーといったもので、その業種はネイリストやカウンセラーから占い師やマジシャンまで様々です。
ここまでで一見難しく感じる方も少なくないかもしれませんが、オンラインコースに実績や特別な資格などはいりません。
ただあなたの持っている知識を伝授する。
それだけでいいのです。
ただ、人間誰しも初めての試みは不安が伴うものです。
そこで本記事では、オンラインコースのメリット・デメリットから始め方までを伝授したいと思います。
2.オンラインコースのメリット・デメリット
ここではオンラインコースの主催者側のメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
メリット:お金をかけず、いつでもどこでも気楽に開設できる
もしあなたが自分の知識や経験を生かして「教室を開きたい」と考えるとします。しかし、それを実行するまでには場所を見つけ、設備を用意し、さらに物件のレンタル料まで払わないとなりません。そうなるとお金も時間もかかるうえ、そもそも生徒さんが見つからなければ、赤字となってしまう可能性もあります。
オンラインコースの場合、大前提として会場がインターネット上であるため、お金がかかりません。そしてインターネット上に開設さえしてしまえば、あとは生徒さんをお待ちするだけです。会場費もかかっていないため、死に物狂いで集客しなければならない、という事態もありませんね。
何よりも自宅から講座を行うこともできるため、いつでも好きな時間に行うことができます。ですから時間があまりとれない主婦(主夫)の方や副業としてもおすすめです。
デメリット:独自性ないと埋もれてしまう
インターネット上には言うまでもなく日々たくさんの情報が集まってきます。
そのため何かこれというアピールポイントがないとすぐに埋もれてしまいます。解決法としては、同じジャンルで講座を開いているライバルの研究をし、他にはないような講座を開くのが得策です。
また独自性を持たせつつ、一定の人達に需要のある講座やスクールを行うことも重要になるため、生徒さんが何を学びたいと感じているのか、調査をすることも重要になってくるでしょう。
いかがでしょうか。
オンラインコースについての大まかな内容は把握できたでしょうか?
続いては実際にオンラインコースを運営するにあたっての方法と戦略をご紹介します。
オンラインコースの始め方
続いてオンラインコースを開設するうえで5つのオススメコンテンツをそれぞれ紹介します。
1.Zoom
Zoom上で開設するやり方は一番スタンダードといえるでしょう。
この場合、特にページを作ったりという必要はなく、講座を開くたびに会議を設定すればいいため、そこまで手間がかかりません。また、実際に会議でも使われるため、チャット機能なども充実してるので講師と生徒間でのやり取りがしやすく、比較的講座に向いているといえるでしょう。
2.LINEやTwitterなどのSNS上
SNSなどは比較的人の目につきやすいため、比較的集客しやすいといえるでしょう。この場合、機材の用意や難しい設定などもそこまでないため、開設しやすいのが最大のメリットです。フォーマルな授業ではなく、気軽なものにしたいと考えていらっしゃる方は、これが最適かもしれません。
3.WordPress
こちらは少々開設などに手間がかかりますが、特にICTなどの知識がなくてもつくることができます。ただ、オンラインコースを運用するうえでは有料になってしまうため、集客が重要になってきます。
それでも金額相応の利便性があり、講座を行ううえでの資料作りなどにも役立つため、本格的にオンラインコースを始めようと考えている方にはおすすめできます。
次にオンライン講座における必要な機材、あると嬉しいものをご紹介します。
オンライン講座における必要な機材、あると嬉しいもの
〇必要なもの
・パソコンorスマホ
オンラインで行うため、こちらは必需品といえるでしょう。スマートフォンでもできますが、容量や速度の関係上、パソコンあると良いでしょう。
・ギガorWi-Fi
こちらに関してもできればWi-Fiがあるといいでしょう。
オンライン上ではどうしてもラグが発生してしまうため、Wi-Fiがある方が主催側も参加側もノンストレスで講座を進められるでしょう。
・ウェブカメラ(パソコンにカメラが付いていない人のみ)
オンラインコースを行う以上、できれば顔出し、または手元のみでも映るといいため、これは必需品といえるでしょう。
〇あると嬉しいもの
・マイク
こちらは基本的には内蔵されているため、必需品ではないですが、音質などに関わるため、あると良いでしょう。
・リングライト
こちらはあると手元や顔がはっきり見えるため、用意するといいでしょう。
最後にご紹介するのは、オンラインコースの要ともいえる、決済システムです。
決済システムについて
初めにどのアプリを使うにせよ、バックレなどを防止するため重要になってくるのが「必ず前払いにすること」です。逆に言うとこれさえ守れるのであれば、以下の決済方法のどれを使っても構いません。
・現金振り込み
こちらはどの年代でも使いやすく、幅広い年代の生徒さんが確保できるでしょう。
ただ、振り込みという文化が近年ではあまり主流ではなくなってきている傾向にあるため、より多くの生徒さんを確保したい方は注意が必要です。
・クレジットカード決済
こちらは振り込んだりといった手間もなく、誰もが使いやすい決済方法ですが、パスワードなどを打ち込んでもらう必要があるため、警戒されやすいという難点があります。
そのため、こちらを使うにはある程度知名度が上げるなど、相手に信用してもらうことが重要です。
・キャッシュレス決済
現在、キャッシュレスに乗り換える人が増えているため、こちらもおすすめです。
注意点としては、キャッシュレスを使う年齢層はある程度絞られてくるため、顧客の年代が偏ってしまう可能性もあります。
〇多様な決済方法に対応できると良い
集金する側としては少し手間がかかりますが、より多くの決済方法に対応できるとそれだけ生徒さんの数も確保できることでしょう。
お店などでも多様な決済ができるように、オンラインコース上でも様々な決済方法を用意しておくことが望ましいでしょう。
最後に
いかがでしょうか?
ここまででざっくりとオンラインコースについて説明しましたが、一番はやはり実際にオンラインの講座を始めてみることです。
特に人に教えることに慣れていない方や、コンピューターを不得手としている方にとっては初めこそ難しく感じるかもしれませんが、何回か行っていくうちに「なんだ、こんなもんか」と慣れてしまうことでしょう。
それでもやはり難しく感じてしまったり、自分には合わないと感じたら、そのときはやめてしまえばいいだけです。
ですが講座といっても難しく考える必要はなく、コメントを読みながら、気楽に自分のペースで進めてゆけばいいのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事が少しでも皆様のお役に立てていると幸いです。